老犬の悩み

老犬のトリミングが断られる理由と対処法について

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老犬の顔

老犬になるとトリミングはなぜ断られるか

老犬の顔
やはり、体力・筋力の衰えが一番の理由です。

小型犬にも種類や個体差がありますので、体重が10kgを超える場合、
シャンプーで10~15分くらいかかります。

これは人間に当てはめると1時間ほどシャワーを浴びていることに相当します。
1時間シャワーを浴びるとなると、人でも大変ですよね。

これがトリミングのフルコースとなると何倍も時間がかかることになります。
カットをしている間もずっと動かずに立っているわけですから、足腰に負担がかかるのは当たり前です。

こうした長時間の施術は過度のストレスを与える原因になり、
心臓などにも負担を与えます。

困る犬

持病持ちの子や免疫が低下している子などがトリミングをきっかけに
発作を起こしてしまうこともあります。

最悪亡くなることも想定し、トリミングやペットホテルなどのサービスを
お断りする場合が残念ながらあるようです。

断られた飼い主様のブログ記事を拝見したときは胸が痛みました。

しかし、ワンちゃんの年齢から考えると体力的に無理できないのも事実です。

犬の年齢は何歳からが老犬?

エサを食べる犬

犬の成長速度はとても早く、一般的に8歳から老犬とされています。

小型犬と大型犬や犬種によっては成長の速度が異なるために、
人に換算したときの年齢が若干異なります。

小型犬の場合は11歳からが高齢犬
大型犬の場合は8歳からが高齢犬

となっています。

人の年齢に換算する計算方法は

・小型犬の場合

最初の1年はヒトの17歳に相当します。2年目は24歳、
以降1年ごとに4歳ずつ増えていきます。

なので老犬とされる年齢の11歳の時は、人間に換算すると60歳に相当します。

・大型犬の場合

大型犬は小型犬より年齢を重ねるスピードが速いので計算が若干変わります。

最初の1年はヒトの15歳に相当します。2年目は24歳、
以降1年ごとに6歳ずつ増えていきます。

なので老犬とされる年齢の8歳の時は、人間に換算すると56歳に相当します。

勉強中の犬

 

若いころは元気に散歩に行けていたとしても
年を重ねるスピードが速いために、疲れやすさが目立ってきたり
散歩にも消極的になったり増します。

もらわれてきた子や保護した子などで年齢が分からなくて心配な場合
獣医師さんや専門の知識を持つ人は、
歯の状態で大まかな年齢を推測することができます。

歯と歯茎の状態から年齢を推測するポイント

・それ以前→ 歯が生えそろっていない
・生後4か月くらい→乳歯と永久歯が混ざって生えている
・生後6か月くらい→永久歯がしっかり生えそっている
・1~2歳くらい→全体的に白い歯が多い、奥歯に濃い歯石などの汚れがある
・3~5歳→すべての歯に歯石あり、一部の歯茎で炎症あり歯肉炎
・5~10歳→歯石が全体的に厚く大きく覆っている。歯茎が腫れる歯周炎(歯槽膿漏)がある、強い口臭もある。
・10歳以上→削れて欠けた歯があったり抜けそうな歯があったりして全体的にボロボロしてくる。
歯石も多く、歯肉炎もかなり進行している。歯茎を押すと出血や膿が出ることもある。
食事をぽろぽろこぼす。

あくまでも目安で、普段の生活習慣や健康状態などでも状態は変わります。
しっかりとした年齢を把握したい場合は専門家に意見を伺いましょう。

じゃあトリミングは老犬に必要?

トリミング 乾燥中

いくつ年をとっても大切な家族であることは変わりありませんので、

身だしなみを整えたり清潔に保ったりしてケアしてあげたい、
と思うのは当然ですし、

ペットサロンとしてもずっと可愛くしてあげたいと思います。

また、無理のない範囲で適切なトリミングをしてあげることで、
日ごろのお手入れがしやすくなり汚れにくくなりますし、
清潔に保つことで病気も防ぐことができます。

犬の足回りトリミング中

動物病院や専属のペットサロンと体力や既往症などの健康状態と相談したうえで
ライフステージにあった、定期的にトリミングに行くほうが良いと思います。

元気でも見つけづらい異常がかくれている場合もあります。
定期的なトリミングを受けることで異常の早期の発見や予防につながることもありますので、
子犬の頃から見てくれるような行きつけのペットサロンや動物病院を作って、
トリマーさんや獣医師さんと情報を共有しておくことはとてもおすすめだと思っています。

いざというときに、動物の医療に関連する施設を紹介してくれることもあります。

老犬に負担の少ないトリミングやシャンプーとは?

一回の施術時間を短くすることが一番大事な点です。

特に大型犬になるとトリミングに3時間くらいかかることもありますので
一度に全部やってしまおうと思うと負担がかかりすぎて、
施術後に体調を崩してしますこともあります。

犬の睡眠

そこで、専属のトリマーさんと相談して複数回に分けてトリミング
を行うようにしてもらうと良いです。

あまり回数を多くしすぎても逆にストレスがかかってしまうので
2~3回に収まるように打ち合わせを行います。

年齢も8歳を過ぎ高齢になってくると視覚障害や聴覚障害を発症することもあり、
ちょっとしたことでも不安に感じることが多くなるので、
パートナーがそばにいるということも大事な要素です。

少しでも安心してトリミングを受けられる環境を作ってあげることが重要です。

中には出張トリミングを行っている店舗もあり、自宅といういつもと同じ
見慣れた自分のテリトリーの中ならトリミングを受けるストレスも軽減されます。

可愛いが長持ちするカット

あとは、凝ったデザインのカットは控えるという配慮も必要です。
可愛くしてあげたい気持ちもわかりますが、
デザインのあるカットは時間がかかりますので年老いた体には負担になります。
デザインにはこだわらず生活しやすいように短く切ってあげるようにしましょう。

 

老犬のトリミングには自宅トリミングも有効です

日ごろからお手入れをしておけば、ペットサロンのトリミングを利用するときに
施術時間が早くすますことができて大きな負担がかからなくて済みますので、
老犬の健康管理の対策にもなります。

正しい自宅での必要な道具とトリミング方法を知っておくもの大事なポイントです。

まずは必要な道具

ハサミと爪切り

・トリミングシザー
・ブラシ
・バリカン
・爪切り

自宅でお手入れする際にはまずブラッシングを行い、
絡まった毛などを事前にほぐしておくとカットするときに容易にできるようになります。

シザーでカットするときには皮膚に当たらないようによく確認して、カットしていきましょう。
特に目元、口元、耳周りなどは難しいので注意が必要です

トリミングシザー

トリマーさんに相談して自宅でのカットするときのポイントのアドバイスを受けておくと安心してできると思います。

老犬にお勧め出張トリミング

出張トリミングはトリマーさんがご自宅にお伺いして
トリミングを行います。

わんちゃんは自分のテリトリー内なので比較的ストレスも少なく安心して施術が行えます。
また、ペットサロンまで移動することもないので体力の消耗を防げたり施術後の冷えも回避できます。

このようなサービスも行っているサロンもありますので、メニューにあるか確認してみましょう。
交通費や出張費などの料金体系も同時に確認しておくと良いかと思います。

ただ、若いころから出張トリミングを受けているわんちゃんは慣れているので老犬になってもスムーズに
施術を行えますが、老犬になってからいきなり受けると、トリマーさんをテリトリー内に入ってきた新入りと思い
言うことを効かなくなってしまうケースのあります。

そういう場合には、トリミングの内容を複数回に分けて負担を少なくして施術する方がよいです。

 

年を取った愛犬にずっと可愛くいてもらうための
「あしあと」からのご提案

ずっと一緒にいたいから 衛生面の管理も長生きの秘訣です。

元気な犬と光る空

潮来のペットサロン「あしあと」で行う老犬のケアにつきましては、
美容を目的としてはおりますが、
高齢なわんちゃんにとっては衛生管理の意味合いが強くなっております。

トリミングなどのケアを受ける前に必要なことがあります。
・動物病院での定期健診
・オーナー様の同意書
・わんちゃんの近況報告

そのため、お客様のカットの要望に応えられないことも多々あります。

もちろん可愛くカットさせていただきますが、わんちゃんの体力と日々の生活にあったカットを
提案させていただきますので、あらかじめご了承ください。

ダルメシアン

また、トリミングを行う日程もオーナー様のご予定に合わせて行います。
トリミングだけでなく、足の爪切り耳掃除などのグルーミングも行います。
ペットホテルも併設しておりますので、急な外出でも安心して預けることができます。

生涯の伴侶である愛犬の、その子にあったやりかたを
お客様と相談しながら生涯提案していきます。

シニア犬からのグルーミングや分割トリミングについては
こちらのリンクをクリック

 

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コメント

  1. 茶々丸・チロル より:

    はじめまして、現在我が家では14歳と
    7歳のプードルの親子がいますが、今までお願いしていたシャンプー・トリミングのお店の方が亡くなられて何処に連絡をとっても高齢犬だからと理由で断られます、どうすれば良いのでしょうか?負担がかかるのはわかるのですが・・こんな話を聞くとちょっと寂しくなってきますね。

    1. ペットサロン あしあと より:

      >茶々丸・チロルさん

      ご質問ありがとうございます。

      短毛種と違って、一生カットが必要なワンちゃんは、トリミングして貰えないと困ってしまいますよね。

      その子の性格や病歴、体力にもよりますが、私からからできる提案をいくつか書かせていただきますね。

      *動物病院で健康診断を受け、トリミングを行うにあたり問題ない事をあらかじめお店に伝える。

      *持病がある場合は、トリミングを受けられるか獣医さんに許可をとっておく。

      *高齢のため、万が一トリミング中に体調不良や死亡事故が起こってしまっても責任は問わないと伝えておく。

      *飼い主さんがやりたい可愛いカットより、簡単で早く終わるカットか、その後のお手入れがしやすい短いカットなど、トリマーさんの意見を取り入れる。

      *動物病院に併設している美容室を探す。

      それでも受け入れ先が見つからない時は、自宅で行う事も視野に入れてください。
      爪切りや肛門腺絞り、足裏などのお手入れやお顔のカットだけでしたら、年齢にこだわるお店が減ると思います。

      ネットでペット用のバリカンを購入し、身体の毛をバリカンで短くして、自宅で洗います。
      早く終わるように、毛は短くしてあげた方がよいと思います。

      爪切りなどのお手入れでお店に通ううち、お客様の人柄ややむを得ない事情、ワンちゃんの性格が良くわかり、特例で、と受け入れてくれるお店もあると思います。

      新規のお客様というのは、どうしても情報が少ないため、お店の決まったルールに当てはめ、あまり話を聞かずに断られてしまう事も多いと思います。

      トリマーさんと上手にコミュニケーションを取る事で、例外として受け入れてもらえる可能性もたくさんあります。
      簡単な事では無いかもしれませんが、受け入れてくれるお店が早く見つかるよう祈っています。

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