老犬の悩み

老犬になると皮膚が弱くなる!いぼができた時も要注意です

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処置中の犬

いつも一緒に過ごしてきた愛犬も年齢を重ねれば
毛並みや皮膚の様子も変わってきます。

皮膚の抵抗力も落ちてきますので、
細菌やウイルスの感染に抵抗する力も弱くなってきます。

やけに抜け毛が多い、しきりに痒がっているなどのサインがありましたら、
皮膚疾患やいぼ、腫瘍の可能性がありますので、体の様子をチェックしてみましょう。

日ごろからチェックをしていると違和感に気づきやすいですが、
加齢でもともと毛は抜けるものですし、

春から夏、秋から冬は換毛期と言い体毛の抜け替わる時期もありますので
病変を見落としがちです。
愛犬の快適な老後の生活のために皮膚に関する知識を覚えておきましょう。

 

犬の肌や毛に起こる老化現象

老犬の散歩

犬も人と同じように年を重ねると体毛や皮膚から水分が抜けていき
張りと艶がなくなっていきます。

鼻や肉球のように皮膚の固い場所はもともと水分量が少なく、
年齢を重ねるとさらに水分が抜けていくのでひび割れを起こしやすくなります。

  • 皮膚も太っているわけではないが、首やおなか周りの皮がたるんでくる
  • ひげが短く白くなる
  • ふけが出やすくなる
  • 筋肉や皮膚の弾力がなくなってくると顔の表面もたるんでくるので、
    目と目の間隔が広がったように見える
  • 毛に艶感がなくなりバサバサした毛並みになる

などは典型的な老化現象です。

これは健康な犬でもなりますので、
シニア期の標準的な状態として元気な時の様子をしっかり覚えておきましょう。

また、シニア犬になりますと、皮膚の弾力や張りが失われているため、
若いころと同じようにブラッシングやマッサージなどを行うとケガをしたり
炎症したり思わぬ事態になりますので、若い時よりも優しく丁寧に行いましょう。

 

老犬に起こりやすい皮膚の異常

上述したように、皮膚の機能が低下しますので様々な影響を及ぼします。
脂肪の塊やウイルス性のいぼができやすくなったり、悪性腫瘍もできやすくなります。

また、爪も皮膚が硬化したものなのでもろくなり割れやすくなります。
皮膚に出来物があると、犬が気にして掻いたり噛んだりなめたりしますので、
細菌やウイルスの二次感染の危険性があるので、早めの処置が必要になります。

また、皮膚機能の低下でダニやノミからも身を守る力が衰えます。
寄生による被害や、皮膚炎などを引き起こしますのでダニノミケアも重要です。

自律神経の乱れにより、ホルモンバランスが崩れ甲状腺の機能低下でも
脱毛が起こりますので左右非対称の脱毛やごっそり抜ける場合は
甲状腺の検査を受けると良いでしょう。

以下に症状別にサインと対処法を記しますので、参考になれば幸いです。

甲状腺機能低下症による脱毛

犬の脱毛

犬のホルモン系の疾患では最も多い部類のものです。甲状腺に腫瘍ができたり、委縮したり、何らかの障害で壊れてしまった場合に起こります。

特に大型犬に多く、ゴールデンレトリバーやブルドックがかかりやすいとされてます。

また、犬種問わず老犬になるとかかりやすいので要注意です。

他にもかかりやすい犬種として、

  • アフガンハウンド
  • アイリッシュセッター
  • エアデールテリア
  • シェットランドシープドッグ
  • ダックスフンドチャウチャウ
  • プードル
  • ボクサー
  • ラブラドールレトリバー

などがあげられます。

早期発見のポイントは

  • 特に風邪のような症状もなく元気がない
  • 毛艶が悪い
  • 左右非対称の脱毛が起こる
  • 筆のようにごっそり毛が抜ける
  • 寒さに極端に弱くなった
  • 暖かい時期でも寒がる
  • 特にたくさん食べているわけではないが太った

などの症状がある場合は甲状腺異常を疑い、動物病院で検査を受けましょう。

甲状腺の腫れは人間のように触ってもわかるほど、
犬のものは大きくありませんので獣医師でないと判断できません。
飼い主が触診で判断することはやめましょう。

治療法は、甲状腺ホルモン剤の投薬になります。
一度甲状腺機能低下症になると、
完治しないので生涯投薬が必要になりますので定期的な通院が必要になります。

予防法は甲状腺に負担をかけないよう脂肪分の少ない食事を心がけることです。

また、甲状腺異常は副腎皮質ホルモン異常で
起こるクッシング症候群を併発しやすいので、
受信する際は合わせて検査することをおすすめします。

クッシング症候群とは、異常な食欲、大量に水を飲むなどの行動の変化があり、
腹部が肥大し下垂していき樽上になる。
顔が丸くむくんだり赤みを帯びる場合もあります。

たんぱく質や糖などの代謝が上手く行われなくなり、
重篤化すると死に至る病気ですので、早期発見が重要です。

この場合、糖尿病も罹患しやすいのでホルモン異常が疑われる場合は
総合的な診療を受けたほうが良いかもしれません。

皮膚にいぼや出来物ができた場合

ピンクや白色の乾いた乳頭状のいぼの場合は自然に治癒も可能なものですが、
赤黒い・黒い出来物の場合、腫瘍の可能性が高いのですぐにかかりつけの
動物病院へ連れていきましょう。

皮膚の下に大きめのしこり場合は脂肪細胞の塊ですが、
悪性の脂肪肉腫の場合もありますので病理検査が必要になります。

パピローマウイルスによるイボ

これはピンクや白色のいぼができる良性の腫瘍です。
パピローマウイルスは自然界のどこにでも存在するウイルスで感染力も
あまりありませんが子犬や老犬など抵抗力が低いと疣ができやすくなります。

皮膚に感染しますので、加齢による皮脂や水分量の低下も原因になりますが、
シャンプーのし過ぎで皮脂を落としすぎても感染しやすくなりますので
気を付けてください。

困っている犬

パピローマウイルスによるイボは基本的には放っておけば
数カ月で消えてしまいますが、犬が気にして噛んだりなめたりして
傷ができると雑菌や別のウイルスの感染経路になったり、
出血を伴うくらいひどく損傷するとウイルスが拡大しイボが
悪化することにもなりますので患部を触らないようにする工夫が必要になります。

イボがどうしても気になってしまう場合など切除が必要になった場合の
治療法としては、レーザー治療、凍結治療、メスなどで切り取って切除、があります。

放っておけば消えてしまうイボですが、
一度にたくさんできたり急に大きくなったりする場合は精密検査が必要です。

検査で良性と判断されても、細胞が変異して悪性腫瘍になることもありますので、
良性と診断されても経過観察は行いましょう。

予防法としては、鰯、かぼちゃ、大豆などのビタミンEを多く含む食事を
心がけることです。また、面英気力を高めることも重要ですので、
腸内環境を整えるサプリメントやβグルカンなどのサプリメントも有効です。

日ごろからスキンシップをしていれば、イボができてもすぐ気づくことができます。

ほくろのような黒いドーム状のふくらみができた

普通のほくろがドーム状に膨れることもありますが、
1㎝以上の大きさだったり、急に大きくなったした場合にはメラノーマを疑います。

メラノーマ:黒色腫は皮膚組織にできる悪性腫瘍で進行が
早く転移もしやすいものです。

メラノーマの場合、黒いふくらみの境界線がはっきりせずに
にじんだように見える、皮膚の表面ではなく奥の方からできている感じがある、
などの特徴がありますが完全に判別するのは難しいため、
気になる黒いドーム状のふくらみを見つけた場合に
はすぐに動物病院へ連れていきましょう。

また、粘膜部分と近い場所にもできやすいため、
口や目などにも注意が必要です。

発生原因が詳しく分からないため、
予防法が確立されていませんので、早期発見・早期治療がカギになります。
黒色肌の犬種や雄犬に発症しやすいと言われています。

皮膚に大きなしこりがある

診療中の犬

皮膚のしこりの多くは脂肪細胞が増殖してできた脂肪種というものです。
犬種問わずできやすいものですが、良性のものが切除すれば完治します。

しかし、良性のものでも、できる部位によっては圧迫感や痛みを伴い
動作に支障をきたす場合や、腫瘍自体が筋肉に入り込んだ場合に
切除が必要なこともあります。

悪性の場合は、脂肪肉腫と言いい腫瘍を切除しただけでは治らず、
患部周辺の体組織を広く切除し投薬治療などが必要になります。
触診だけでは分からないので専門の病院で細胞の病理検査を受けましょう。

良性の脂肪種でも気になったりかゆみや痛みを伴うこともあり、
気になって犬が噛んでしまうことがあります。
その場合中にたまっていた膿が外に出てしまし化膿することが
ありますので気を付けてください。

皮膚に異状が出た場合のまとめ

術後の犬

皮膚の出来物は色も形も様々ですが、特徴をしっかり押さえて適切な対処を
「早期に」とれば、元気に過ごせる時間は長くなります。

そのためにも、日ごろからのスキンシップを大切にし、
皮膚の問題にすぐ気づいてあげられることが重要です。

また、皮膚疾患は免疫力の向上も重要ですので、
食事の栄養素や脂肪分にも気を使いましょう。

上述したような重篤なものではなくても、
加齢によって皮膚は炎症しやすくなりますので保湿も大事です。

年をとってもいつまでもきれいな肌と毛でいたのは犬も一緒です。
ぜひ、美しい体を保ってすてきな愛犬ライフを送ってください。

 

年を取った愛犬にずっと可愛くいてもらうための
「あしあと」からのご提案

ずっと一緒にいたいから 衛生面の管理も長生きの秘訣です。

元気な犬と光る空

潮来のペットサロン「あしあと」で行う老犬のケアにつきましては、
美容を目的としてはおりますが、
高齢なわんちゃんにとっては衛生管理の意味合いが強くなっております。

トリミングなどのケアを受ける前に必要なことがあります。
・動物病院での定期健診
・オーナー様の同意書
・わんちゃんの近況報告

そのため、お客様のカットの要望に応えられないことも多々あります。

もちろん可愛くカットさせていただきますが、わんちゃんの体力と日々の生活にあったカットを
提案させていただきますので、あらかじめご了承ください。

ダルメシアン

また、トリミングを行う日程もオーナー様のご予定に合わせて行います。
トリミングだけでなく、足の爪切り耳掃除などのグルーミングも行います。
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