老犬の悩み

老犬の介護に必要なこと

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おばあちゃんと犬

老犬

老犬になると筋肉が衰え動きが鈍くなり、免疫力も低下しますので病気にもなりがちです。
人間同様の様々な介護が必要になることも少なくありません。
トイレの介助、夜鳴きや徘徊への対応、寝たきりにならないように負担のかからない運動法を工夫したり
やることがたくさんあります。

そんな介護のポイントや必要な用具などをそれぞれの項目ごとピックアップして
紹介していきます。

老犬になり排泄がうまくできなくなった。トイレの介護の方法について

老犬になると自律神経も弱くなってきてしまうので、
排せつのコントロールがうまくできなくなったり、筋力の衰えで我慢できないケース、
足腰が弱ってしまいトイレにたどり着けなかったケースなどいろいろな場合が考えられます。

いずれも飼い主がちょっとの工夫や準備で上手にトイレをコントロールできるようになりますので
そのポイントを紹介します。

主に室内ないでの生活になると思いますが若いときには
何でもなかったものが老犬では思わぬ障害物になることを飼い主が理解してあげて
危険の少ない生活空間を作ってあげることも1つ大事なポイントです。

老犬にトイレのタイミングを教えてあげる

首をかしげる犬

老犬になると動きが緩慢になったり我慢ができなくなったりして
トイレをうまくできなくなることがあります。

若いころから散歩の時までトイレを我慢している癖が抜けずに
老犬になっても我慢してしまうがうまくできず粗相をしてしまうようになります。
そんなときのために、トイレをする時の合図を決めておくと良いです。

トイレの前に必ず特定の言葉で声をかけるようにして、言葉と動作を関連付けます。
子犬の頃からこれをしておくと、反射的に排泄を促すことができるようになります。

また、家でトイレをしたがらない理由にペットシートに慣れていない場合があります。
これも外でのトイレの際にすっと下に敷いてあげるなど、
ここでトイレをしてもいいんだよということを教えて慣れさせてあげていると
老犬になった時でもすんなりトイレをしてくれるようになります。

トイレまでの導線を確保してあげる

足腰が弱ってくるとトイレまでたどり着けないて粗相をしてしまうことがあります。
脚力が落ちているととつるつるしたフローリングや段差の多い廊下などが歩きづらく、
時間がかかってしまいます。

また、通ってほしくないとこ・入ってほしくないゾーンには
保護フェンスなどでふさいであげて、通る道には保護シートクッションなどを敷いてあげて
導線を確保しましょう。

シートは選択できるものを選ぶと万が一汚れてしまった場合でも洗えると安心です。

立つのを面倒くさがったり動かなかったりする場合は
介護用ハーネスを使って補助してあげると楽に動けるようになりトイレにも行きやすくなります。
介護用ハーネスの代用品としてはバスタオルがあります。
体の下に包むように入れてあげて持ち上げてあげるとハーネスと同じように歩行の補助ができます。

頻尿に対する工夫と注意点

やはり老犬になるとトイレが近くなることが多いです。
そして動きも緩慢になりますので間に合わないことも多くなります。
室内の各所にペットシートを設置してあげてトイレできる場所を増やしてあげると良いでしょう。

ペットシーツ

通常の水を飲む量でおしっこの回数が変化する場合は病気が考えられますので、
気になったら動物病院で見てもらうことを勧めます。

いつもより水を多く飲む場合も、トイレに行く回数は増えたけど出ないことが多い場合も、
いつもと違う様子が見られたら糖尿病や膀胱炎、尿路結石などの病気の可能性もありますので
早めの診察がカギになることもありますので注意して観察しましょう。

老犬になっても健康的な食生活を。食事の介護について

年を取ってくると基礎代謝も減ってきて摂取カロリー自体は落ちますが、
内臓の機能低下か筋力低下で食べられるものも少なくなったり、
消化能力や食欲が落ちてきて栄養不足に陥ることもあります。

また食べる意欲も少なくなってきますので適切な食事を与えられうように工夫が必要です。
しっかりご飯を食べることが元気の源です。
栄養をしっかり取ることが病気の予防にも繋がります。
愛犬が食べやすいようにサポートしてあげましょう

筋力低下で食べる時の姿勢が辛い

エサを食べる犬

足腰だけでなく首の筋肉も衰えてきますので、
下向きで食事をするわんちゃんは重たい頭を支えて咀嚼するもの大変です。
老犬の介護用品に食事台というものがあります。
器の位置を高くしてあげて顔を食べやすい位置に持ってくることができます。

感覚が鈍って味が分からなくて食べたがらないとき

一般的に老犬になると食事の量は減ってきます。
しかし一定量栄養は必要なので回数を増やすなどの対策は必要ですが
味が分からなくて食欲が湧かないこともあります。

味覚や嗅覚も衰えてきますので味が感じにくくなります。
塩分過多にならないよう気を付けながら少し味の濃い物や香りの強いものを混ぜてあげたり、
お湯で温めて柔らかくくするのと同時に
香りを立たせてあげるのも食欲をわかせるのに有効な手段です。

老犬向けの介護用ペットフードもあります。
栄養豊富で甘みのあるペースト状のものから飲むタイプの栄養補給剤の様なものもありますので
普段の食事の補助に使って栄養をしっかり摂取できるようにしましょう。

食べたのにすぐご飯を欲しがる場合

これは人間と同じで認知症の可能性が高いです。

ボーっとしていたかと思えば急に吠えたり、同じ場所をぐるぐる回ったり、
以前しつけていたことができなくなったりなどの認知症の症状が出ていないかチェックしてみましょう。

まずは獣医師さんに相談してみると良いです。

寝たきりになって普段の食事ができない

老犬の介護食

先ほど紹介した介護用ペットフードの流動食など噛まなくても摂取できるものを与えたり、
食事介助用の注射器などで口に流しいれてあげるなどの介助が必要です。

流動食を与えるときは気管に入らないように注意しましょう。
チワワのような小型犬とラブラドールのような大型犬では与え方や量も全然異なります。
ペットサロンや動物病院などで適切な与え方を教えてもらってから始めると良いでしょう。

老犬が寝たきりになってしまったときの対応のポイント

足腰が弱くなったり、椎間板ヘルニアを発症したりで歩けなくなって
寝たきりになってしまうことがあります。

歩けなくなると生きる気力が出なくなるだけでなく、
血行が悪くなるなど生理現象にも悪影響を及ぼします。
さらに老化により皮膚の弾性が失われ、
寝たきりによる皮膚の圧迫で血流が遮断されて床ずれ(褥瘡)を起こしやすくもなります。

無理やり動かすのは老犬にとって大きな負担になる恐れがありますので、
きちんとした対処法を知っておきましょう。

歩けなくなってきた時にすること

老犬の散歩

歩けないまま床ずれを防ぎながら寝たきりにしておくと
どんどん筋肉は衰え何もできなくなってしまいます。
老犬は日によっても体調や気分が大きく変わりますので、
調子のよいときは介護用ハーネスや歩行補助器などでサポートしてあげながら
軽い散歩や歩行などをさせてあげてください。

しかし、筋力が衰えてくると足をあげることも難しくなりコンクリートに
足の裏を引きずってけがをしたり、石や段差に躓いて転倒して怪我をすることも
ありますので犬用の靴を履かせたり平坦な歩きやすい道を選ぶなど工夫が必要です。

動けなくなるとストレスもたまりますので、気分転換のためにもなるべく外に連れて行ってあげるようにしましょう。
歩かなくともカートなどで外の空気に触れさせてあげるだけでも気分転換になります。

排泄が自分で出来なったときのサポート

困っている犬

筋肉の衰えは足腰だけでなく様々な生理機能にも影響を及ぼします。
排泄にも関連した筋肉があり衰えてくると排泄のコントロールができなくなってきます。
我慢ができず粗相をしてしまう場合もありますが、逆に出せなくなることもありますので、
そうした場合は飼い主が排便排尿を促してあげなければいけません。

圧迫やマッサージという方法がありますが、犬種や大きさ、
わんちゃんごとの特徴で効果的なマッサージ箇所やり方が異なるので
獣医師のアドバイスを受けて、やり方を覚えたうえで行いましょう。

また、うまく排泄できなかったり、排せつ後にその場にとどまってしまい、
体を汚してしまうことがあります。

そんな時は優しくふき取ってあげてください。
叱ったりするとそこで排泄することがいけないことだと思って、
トイレを嫌がるようになってしまいます。
ストレスも感じやすくなっていますので、優しく対応してあげましょう

床ずれ(褥瘡)を予防するために

寝床のわんちゃん

床ずれとは圧迫などによりその周辺組織が壊死しまうことです。
骨が出っ張っており筋肉が薄いところで起こりやすくなります。

床ずれの起こりやすい体の部分

  • 頬骨周辺
  • 肩 特に肩甲骨のでっぱりの部分
  • 腰回り(骨盤や大腿骨など大きな骨が張り出している部分)
  • 前足、後ろ足の関節部分

このような部分を重点的にチェックすることは重要です。

床ずれを予防するために重要なこと

身体を清潔に保つこと

日ごろから体をふいたりしたりしていれば皮膚のわずかな変化も早期に気づくことがあります。

圧迫を軽減する

圧迫を分散させるようなクッションやシートがありますので寝床に敷いてあげて負担を軽減しましょう。

2時間ごとに寝返りで体位を変化させてあげて血行を促すこと

ずっと同じ体制で寝ていると褥瘡が起こります。体重、毛や皮膚の状態で寝返りの頻度が変わります。

寝返りするときは一度立ち姿になるように上体を起こしてあげてから、
首や腰をしっかり支えて体の向きを変えてあげます。

この時状態を起こさず、背中を軸にぐるんと反転させる動きはやめましょう。
内臓の位置が大きく動き負担になります。胃に物が多く入っていた場合逆流する恐れもあります。

床ずれが起きてしまった場合の対処法

ペット保険

基本的にはすぐに獣医師に診てもらう方がよいです。
ご家庭で出来る対処法としては、
褥瘡部がこれ以上悪化しないように清潔に保ち保護してあげることです。

床ずれ患部がこれ以上広がって周りを汚さないよう、周辺部の毛を刈ります。
皮膚が非常に弱いので引っ張ったり傷つけないよう気を付けましょう。
また、嫌がる場合には床ずれで出た摻出液(体液)をふき取るだけにとどめましょう。

傷口周辺を清潔な水で洗い流し、優しく水気をふき取ります。
ラップで傷口周辺を覆い3辺をテープで固定します。この時4辺を固定しないで
ラップの1部をあけているのは、染み出た体液を排出させるためです。

ラップがずれないよう包帯で全体を固定しましょう。
あまり強く締め付けすぎるとうっ血してしまいますので優しく固定しましょう。

褥瘡は気が付かないことがありウジが湧いてしまうことがあります、
そうした場合は直ちに動物病院に連れていきましょう。

床ずれのサインは

  • 寝ているときいつも下にしている部分の毛が折れたり、薄くなっていたりする
  • 毛が不自然に抜けてきている
  • 上記の部分の皮膚が赤くなっていたり、表面が水膨れみたいにブヨブヨしている

こうしたサインの後皮膚が破れ、体液が染み出してきます。
一見すると小さな床ずれでも皮膚の下では大きく組織が壊死している場合もありますので
注意してください。

床ずれのサインを見つけたらすぐに対応しましょう。
あっという間に重篤化することもあります。
日ごろのケアをしっかりすることで予防も早期発見もできます。
愛犬の生活の質を保つためにも見守ってあげてください。

老犬の介護で心が疲れないようにするために

おばあちゃんと犬

愛犬が年を取っていき筋力の衰えとともにできることがだんだん少なくなっていきます。
中には寝たきりになってしまい床ずれが起きないように寝返りを打たせてあげたり、
トイレの介助も必要になることもあります。

生き物を飼うということは最後まで責任をもって面倒を見ること。
これは当然のことなのですが、飼い主にとって心の大きな負担にもなります。

相談する人もいなく一人で抱え込んでしまいストレスと疲れで
心身ともに追い込まれてしまうケースも珍しくありません。

老犬の介護のブログ記事などを見ているとその大変さが伝わってきます。

長年連れ添った愛犬と最後の時まで楽しく幸せな時間を過ごすために
老犬の介護の方法や必要な用具の情報を知っておいて
いざという時にしっかり看てあげられるようにしましょう。

飼い主とワンちゃん老犬ホーム

また、老犬の介護をサポートする施設もたくさんあります。
介護の必要な老犬も預かってくれる老犬ホームもあります。
年単位でも、終身でも、1日単位の短期でもかなり融通の利くところもあります。

全部自分一人やろうとは思わず、こういったサポート施設を利用することも必要です。
孤独な介護程辛いことはありません。

認知症で夜鳴きがはじまってしまい自分も寝不足になってしまうし、
近隣住民に迷惑をかけてしまっているけど、どうすることもできない
と思ってしまうこともあるかもしれません。

最後まで責任を取って面倒を見るという言葉に縛られてしまっていると、
ペットシッターに任せたり、ペットホテルや老犬ホームに預ける・入所させることを
無責任と思ってしまうかもしれませんが、利用するしないは別に検討するとして

老犬の介護で心が疲れないようにするために

これも一つの選択肢

と気持ちの懐刀にしておくだけでも気持ちはずっと楽になります。

老犬でも飼い主の辛い気持ちを察するのはかなり敏感だと言われています。
飼い主が辛そうな顔で介護していると、愛犬のストレスにもなってしまいます。

老犬ホーム

無理をして辛い思いをしながら介護をするなら多少費用は掛かりますが
専門のスタッフと介護の必要な老犬が過ごしやすい環境の整った施設に預け、
定期的に会いに行く方がお互いのためになることもあります。

一人で決められる内容ではないと思いますので、
行きつけの獣医師やサロンのスタッフさんにも相談すると良いです。
適切なアドバイスが受けられると思います。

老犬と飼い主一人暮らし、というケースもあります。一人で老犬の介護はとても負担になります。
飼い主も病気になれないプレッシャーと戦いながらになってしまい健全とは言えません。
一緒にいることも大事ですが、お互いが疲弊しないよう環境を作ることも重要です。

自分自身や愛犬の生活の質(LOQ)を高められるように介護についてのノウハウや施設、様々ななサポートサービスがありますので、検索サイトや町の情報誌などに眼を配ってみましょう。

ご自身の住む地域でいままで知らなかったサービスや施設が見つかることもあります。

愛犬とずっと幸せに入れるよう、無理せずいろんなサポートを受けましょう。
 

年を取った愛犬にずっと可愛くいてもらうための
「あしあと」からのご提案

ずっと一緒にいたいから 衛生面の管理も長生きの秘訣です。

元気な犬と光る空

潮来のペットサロン「あしあと」で行う老犬のケアにつきましては、
美容を目的としてはおりますが、
高齢なわんちゃんにとっては衛生管理の意味合いが強くなっております。

トリミングなどのケアを受ける前に必要なことがあります。
・動物病院での定期健診
・オーナー様の同意書
・わんちゃんの近況報告

そのため、お客様のカットの要望に応えられないことも多々あります。

もちろん可愛くカットさせていただきますが、わんちゃんの体力と日々の生活にあったカットを
提案させていただきますので、あらかじめご了承ください。

ダルメシアン

また、トリミングを行う日程もオーナー様のご予定に合わせて行います。
トリミングだけでなく、足の爪切り耳掃除などのグルーミングも行います。
ペットホテルも併設しておりますので、急な外出でも安心して預けることができます。

生涯の伴侶である愛犬の、その子にあったやりかたを
お客様と相談しながら生涯提案していきます。

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