老犬の悩み

老犬の荒い呼吸に潜む危険な病気について

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老犬

老犬の呼吸器に関する悩みは多いですよね。
もともと加齢で体力が落ちていて疲れやすくなってしまっており、
ちょっとした散歩でも息が上がってしまいゼーゼー荒い息をしている、
ということは良くあります

しかし、加齢による体力低下、だけでゼーゼーいうわけではありません。
感染症などの疑いもあるので、日ごろの様子を良く見ておきましょう。

そんな体力低下か病気かの見分けがつきづらい荒い息について、
症状やサインの例と対処法を紹介します。

老犬の節目と正しい付き合い方

犬との幸せな時間

犬は人間より速いスピードで年を取っていきます。
最初の1年で人間でいうところの17~19歳になり、
その後は1年で4歳ずつくらい年を重ねていきます。

犬の年齢を人間換算することは良くありますが、
実際に飼っている方の中にはイメージがわかず「いつまでも幼い子供のようだ」
と思っている方もいます。

確かに過ごした時間は6年~8年くらいだと人間なら
小学校低学年くらいなので幼いイメージが強いですが、
犬にしてみたらすでに人間でいうところの40代後半から50代前半にあたるので
壮年期になります。

このイメージのギャップを抱えたまま過ごしていると
思わぬ病気に慌ててしまうことがあります。

愛犬の加齢に目を背けることなく、
きちんと受け止めて一生涯のどのようなステージにいるか把握して
適切な付き合い方ができるようにすることが重要です。

ちなみに、犬にも厄年があります、
加齢による体調の変化が大きいとされている年で、
8歳と12歳がこれに当たります。

この節目の時期から加齢による筋肉、消化器系、神経などの
衰えが大きくなり変化のサインが顕著になってきます。

体力も気力も衰えて周囲の環境の変化にも対応がしづらくなってきていますので、
健康状態の管理をこまめにする必要です。

特に秋から冬のように空気が乾くときや冬から春のように暖かくなり
代謝が活発になるような季節の変わり目は体調が崩れやすいので要注意です。

 

特に呼吸器系は様々な要因が絡み合って、
季節の変わり目に異状をきたしやすいので注意してください。

 

呼吸器だけでなく様々な変化が訪れますので、
愛犬のステージに合わせて必要な情報をキャッチできるような
準備をしておきましょう。

老犬が何でもないときでも息が荒いときに注意すること

老犬

犬の呼吸には酸素の取り込みのほかに、
舌を出してハッハッ息をする時などは体温調整の役割を持っています。

安静時の犬の呼吸数は1分間で15回から25回程度です。
暑いとき、運動の後、興奮している場合は呼吸数が増加しますが
これは正常な反応です。

犬の呼吸のカウントの仕方は安静にしている状態の
胸の上下する数を数えます。
10秒間でカウントした場合はその数に6をかけて1分間の数に換算します。

呼吸数にそれぞれ個体差はありますが、
いつもの呼吸よりも早い、浅い、回数が多い時には
病気や怪我をしていることが考えられますので
かかりつけの動物病院に連れていき検査を受けましょう。

また、犬の呼吸の仕方は、胸式呼吸と言って息を吸う胸が膨らむタイプの呼吸法です。
腹式呼吸の場合、通常の呼吸の仕方ではありませんので、
体に何らかの異常がありますので、
この場合も動物病院に連れていき診察を受けましょう。

老犬の加齢で出る代表的なサイン

加齢により様々な器官の劣化が起こります。
呼吸に関する部位では気管支が若いころよりも弾力が失われ、
分泌液の粘度も高くなりますので、
その影響でゼーゼーと苦しそうに呼吸をするようになります。

この場合は、呼吸器に負担のかかる過度の運動をしたときや、
季節の変わり目などで自律神経が乱れた時に起こりやすいです。
ケンケンと乾いた咳ではなく痰の絡んだような湿った咳のことが多いです。

小型犬や肥満体系の場合、呼吸器に負担がかかりやすいので、
咳が出やすくなったり、年齢を重ねると気管虚脱になりやすいので、
病気でない場合も咳が長く続く場合は病院に行きましょう。

 

病気が疑われる咳やいびき

上記に記した湿った咳ではなくケンケンと乾いた咳が出る場合は要注意です。
興奮したときや、運動中にこのような咳が出る場合は、
呼吸器の疾患や感染症の疑いがあります。感染症の場合、
高熱も伴いますので注意しましょう。

また、眼を見開いてよだれを垂らしながら舌をだらりと出している、
普段かかないいびきをかく、などの場合も呼吸器の疾患の可能性がありますので、
気が付いたら診察を受けるようにしてください。

呼吸器系疾患の症状が出ており高熱を伴い気管支拡張剤を処方されても
改善しないケースがあります、この場合、
心不全からくる肺水腫の可能性がありますので併せて
心臓の検査も受けると良いと思います。

息が苦しそう 気管支炎や気管支肺炎かもしれません

老犬になると、肺の能力も衰え呼吸する回数が増えますが
酸素を取り込む能力も落ちるためちょっとした運動でも負担になってしまいます。

体力の消耗が激しくなるので、免疫力も低下しやすいため肺や
気管支は病原性細菌やウイルスに感染しやすくなります。

また、筋力の低下により、誤嚥の可能性も高くなりますので
気管に水や食べ物が入ってしまい炎症を起こしたりしやすくなります。

症状としては、強い咳を発作的に繰り返す、発熱、元気がない、
食欲がない、など人間の風邪に似た症状が出ます。

年老いてくると、もともと抵抗力が下がっているので悪化しやすく、
風邪の症状かな?と思ったら症状の軽いうちに病院へ連れていくことが大事です。

勉強中の犬

予防法は、老犬になると室内飼いになることが多いと思いますが、
部屋を清潔に保ち換気をすることです。
細菌性・ウイルス性の病気なので、特に冬は寒いからと言って
締めっきりにしておくと部屋の中に病原体が溜まってしまいますので、
換気して空気を入れ替えましょう。

また、冬は空気が乾燥し、粘膜の分泌が衰えている
老犬は特に炎症を起こしやすいので加湿も併せて行うと効果的です。

ヘアレスドッグやチワワなど体毛が少ない小型犬種は寒さに大変弱く、
体調を崩しやすいので特に注意が必要です。

犬インフルエンザウイルス、
アデノウイルスなどが原因の呼吸器系の疾患は、ワクチン接種でも予防できるので
健康診断の際には動物病院の担当の医師に相談してみると良いでしょう。

暑い日の荒い呼吸は要注意 熱中症の危険性

冒頭でも書きましたが、犬の体温調整は口呼吸で行います。
これをパンディングと言います。
犬の対応調整用の汗をかく場所は鼻先と肉球だけなので、
人間のような汗での体温調整は期待できません。

そのため、夏の暑い日や室内で締め切ってしまって
熱くなってしまったりするとすぐに体温が上昇してしまい熱中症になってしまいます。

日陰で涼んでいる犬

ただ少し暑いだけや運動して暑いなどの場合は、
元気があり自分で水を飲みいったり、
涼しい場所でおなかを冷やすなど対応しますが、熱中症の場合はそうはなりません。

 

はじめのうちは、呼吸も荒くよだれなどを出して、ただ暑いだけの症状と同じですが、
次第に元気がなくなりぐったりしていきます。
その後寝そべってしまい動けなくなる場合や嘔吐や消化器症状も伴い、
最悪の場合、命を落としてしまいます。

初期症状は荒い呼吸やぐったりして動かない、体が異様に熱いなどです。
初期症状を見逃すとすぐ重症化するので、ためらわずに病院へ連れていきましょう。

応急処置として脇の間や首などを保冷材で冷やすと良いです。

熱中症が重症化すると以下のような症状が出てきます。
下痢、嘔吐、震え、痙攣、発作、意識消失など
どれか一つでも出た場合にはすぐに動物病院へ連れていき
適切な処置を受けてください。

熱中症は処置するまでの時間が勝負なので、
病院に行く際は症状を伝え予約をしておくと良いです。
初期のうちに処置を受ければ回復するのも早くなります。

呼吸器系の疾患を疑う場合のチェックの一例

老犬ホーム

荒い息が続いたり咳き込んだりする場合、
呼吸器系の疾患を患っている可能性がありますが、
そのほかにも症状がないか、
怪我などしていないかをチェックすることで病院に連れて行った際に
適切な診断を受けられる助けになります。

舌の色をチェックする

普段の下の色もチェックして覚えておく必要があります。
なぜなら若いころはピンク色ですが、
年を取ってくると色素が沈着して黒ずんでくるため判断に
支障をきたす場合があります。

日々の健康チェックで体温や外見だけでなく口の中まで確認しておくと
小さな異変も見逃さなくなり、愛犬の健康維持に繋がります。

 

舌が紫色の場合

呼吸困難などで血中の酸素濃度が低くなると、
チアノーゼを起こして紫色に変色します。
症状が重篤化している場合に変色しますので、すぐに受診しましょう。

呼吸器系の疾患か心臓病の疑いがあります。
舌が白い場合は貧血、黄色の場合は黄疸で肝機能障害が考えられますので、
普段の色と違う場合は獣医さんに相談しましょう。

口の中をチェックする

荒い呼吸の場合、痛がっていて起こることもあります。
口の中に怪我をしていたり、遺物が詰まっていないか確認します。

食道に何か詰まっている場合は、水を飲ませれば落ち着く可能性がありますので、
併せて水を飲ませるのも良いでしょう。

荒い呼吸が続く場合 まとめ

健康診断中の犬

家族の一員である犬ちゃんは言葉を話すことができないので具合が悪くても
早期に症状を訴えることができません。

そのため、飼い主がいち早く気づいてあげることが大事です。
飼い主が日ごろの健康チェックを行っていれば、
食欲不振や元気消失に陥り重篤な症状が出る前に気づくことができます。

しゃべることはできませんが、愛犬も変調のサインを出しています。
いつもと歩き方が違う、座るときのふとした仕草だったり、咳をする、
だるそうにするなど。

体調変化のサインは情報として知っていないと見逃しやすいです、
特に老犬になってからは病気にかかりやすく進行も早いため、
かかりやすい病気の初期症状は把握しておいた方が良いです。

また、病気や怪我などになってしまった場合、
対応が分からず慌ててしまわないように対応マニュアルのようなものを
分かりやすいところに置いておくことも、健康管理の一環として行った方が
良いと思います。

犬種や個性、年齢によってそれぞれの対応が異なることもありますので、
かかりつけの獣医師さんにも相談して一緒に対応マニュアルを考えると良いでしょう。

 

夏や冬など極端な時期は老犬には負担の大きい時期です、
特に呼吸器系は外からでは分からないため、
咳や荒い呼吸などのちょっとした合図を見逃さないようにしましょう。

このブログ記事が愛犬の健康管理の一助となれれば幸いです。
 

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